やっと目覚め始めた日本人
最近見たNHKテレビ番組に「地域発!どうする日本物価高騰を乗り切れ・・・」というのがあった。格差社会だとか景気不況だとか、物価は値上がりするも収入は一向に増えない現在の日本の状況に街中で何とかしなければの生活防衛の気運が満ちている。
いままで高度成長社会の空気に浮かれて過ごして来た我々も考え直さないとならない時代に入ったようだ。今年度の4-6月期の内閣府発表によるGDP(国内総生産)は年3%のマイナス成長となり、7年ぶりの減少率だそうだ。日本経済は明らかに後退色を強めつつあると言える。これでは景気が悪くなるのも当たり前だ。
先ずは自分たちの身近な生活を見直すべきだろう。
一番肝心な食生活、あの事故米騒ぎで日本中が揺れているが、とんでもない悪質業者がいたものでこれには自己防衛しかない。日々の食べ物の節約、ライフスタイルを変えて何でも買って済まそうというのを止めるべきだろう。モノは溢れ、販売中心の生活には出来る限り値段の安いものを求める。安売り競争が始まり、儲けを見込んで安売りを続ける裏にはこうした偽装やとんでもない流通がまかり通るようになって来る。適正な価格で、正常な販売が行なわれるように悪質業者を締め出さなければならない。
①地産地消を中心にして、新鮮で無駄な燃料を使わない運送による食物を手に入れる。②なるべく自家用車を使わずに公共の乗り物を使うようにする。③リサイクル出来る物は極力リサイクルで使う。こうした流れの中で、地元の野菜や産物を購入する傾向が高まり、見てくれの悪い野菜でもどんどん使うようにすれば結構なことだと思う。また地方に行くと、自家用車中心で公共のバスや鉄道が次々と廃止になっている。これを復活する手段が、公共の乗り物を大いに活用することだ。こうした行動が有効になってくる。リサイクルと言えば、ゴミの分別もさることながら燃料高に廃油を利用することなどが注目されている。地方によっては、実際に天ぷら油の廃油を公共のバスの燃料などに利用しているところがある。
いずれにせよ、政治に生活向上を期待するのはよいが実現には程遠いし個々の生活まで保障できるものではない。自助努力で可能なものは、いまからすぐにでも始めなければならない。いまの日本は、最早かっての経済大国並みの生活が出来る環境にはないのだ。ヨーロッパ諸国のような成熟社会へと進んで来たと見るべきだろう。
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