ファッション・アクセサリ

今時の若者意識

 「職業に貴賤無し」とは昔よく言われた言葉であったが、今時の若者の職業意識は「楽に、きれいに、楽しく」とかっての汗水垂らして、一生懸命働くなどという意識とは大きくかけ離れたものになっている。

 人間社会は多様な職業があって、それぞれがその生活を支え合って日々を暮らしている。現実はそうなのだが、個人には憧れの職業があって、そこに有り付けて毎日働ける人は極々少ない。それでは、その憧れの職業とは?毎年の学生を対象にした就職した会社はどこかという調査はよく見かけるが、若い女性を対象にしたそうした調査は珍しい。

 最近の世の中の若い女性を対象にした憧れの職業は?ということでその職業ベスト10に何とホステス、キャバクラ嬢が入っているという結果が発表された。

彼女たちをその職業に引きつける魅力は何か?華やかに着飾って、楽に大金が稼げるというのがその理由らしい。

 かってのこの世界のイメージは、経済的に苦しい女性が仕方なく水商売に入るというのが通り相場であり、惨めな暗いイメージがつきまとっていた。

それが最近は、普通のオフィスとして広いフロアに美容院にあるような化粧台を完備してスタイリストも待機し、髪型を整えドレスも派遣先の店で用意されどんな格好で来ようと即座に「夜の蝶」に変身が可能な世界が出現しているそうだ。

 ここ数年はごく普通の大学生、OLなどが登録してみんなさっぱりした態度で、まったく後ろめたさなどなく仕事しているそうだ。地方から出てきた学生の親たちには想像できない世界が広がっている。我が子の行状を知らぬは親ばかりなりとも言えるだろう。

 さらに驚くのは、学校を卒業したら即、この世界に入りたいという若い女性もいるとのことだ。まさに金、金という世の中に流れて行く風潮がそこにはある。

 こうした風潮にジャーナリストは、「必死に働いても報われない今の社会の空気を敏感に感じ取っている若者が、確実に大金が手に入る道を選んでいるのでは。」と分析している。同時に「正社員で働ける機会があるなら、一生不安定な生活をすべきではない。」と警鐘を鳴らしている。

 ところで、現実はと言うと外見とは違い中での仕事は、そう簡単ではなく、商品は自分であり、それをどれだけ売り込めるかが即、手にする金に直結する厳しい競争社会であり半端な気持ちでは続かない。甘く見える世界には、こうした大変さと魔の手も多く存在する。

 ゆめゆめ油断めさるな!世の乙女方よと申し上げたい。一時の誘惑に負けて一生の幸せをフィにするなとも申し上げたい。

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