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2008年11月

シロアリのサバイバル術

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シロアリの群れ

 「シロアリは、空気から栄養を取っている。」これは理化学研究所の分析から分かった発表である。

シロアリの腸内にいる細菌が、空気中の窒素を吸収してアミノ酸やビタミンなどの栄養分をシロアリに供給しているとのことである。この細菌は、シロアリが食べた木材を分解する働きを持つ微生物の細菌内に生息していて、栄養分を補給することでシロアリの高い木材分解能力を維持していると見られている。このことは、米科学誌のサイエンスの最新号にも掲載された。

シロアリの一種であるイエシロアリは、木材を食べて増殖するが日本や中国などの各地で害虫とみなされている。研究チームは、そのイエシロアリの腸内に共生している単細胞微生物の内部に生息する細菌を採取した。

その細菌のDNAを詳しく分析したところ、空気中の窒素を吸収してアミノ酸やビタミンの原料になるアンモニアを合成していることが分かったものである。

この細菌は、イエシロアリの腸内に約1億個生息していて、腸内細菌全体の約7割を占めている。理研基幹研究所の大熊チームリーダーは、「シロアリの木材分解の仕組みをさらに解明していくことで、将来は不要な木材からバイオ燃料を得る方法の開発につながるだろう」と述べているそうだ。

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ミシュランガイド東京2009年版の異変

Thumbnaigai2008111917853536headline  ミシュランガイド2009年版が21日から全国の書店で発売された。発売以来から30万部の売り上げを誇っているこの食のガイドが注目されている。

 ミシュランは元々はフランスのタイヤメーカーである。それが無関係とも言える食の世界に進出して、世界的に有名なこうしたガイドブックにまで成長したのは、さすがグルメを代表するフランス料理とも結びついているフランスならではともの現象だ。

昨年度に認定された日本の三ツ星店は、8店でこれは地元フランスのパリに次ぐ世界第2位の実績と言われている。今年度版では、新たに日本料理の「石かわ」(新宿・神楽坂)が加わって9店になった。これにより東京が本家のパリに並んで、世界一の食の都になったとされている。

 ところが、この「石かわ」に思わぬ不祥事が発生した。外部に委託して作った黒豆の瓶詰めに食中毒菌が混入していたという事件だ。これを隠し立てすることなく、石かわは公表して謝罪した。この態度にミシュラン側も承認の上、三ツ星を与えたのは、それなりの評価される点があったということだろう。

ところで、ミシュランは今年にはエリアを拡大して、台東区・杉並区・墨田区・大田区・世田谷区の5区を加えて13区とし、調査員は昨年の5人から6人へと増やし、計203店が掲載されているそうだ。さらに星の数は、世界の他のガイドブックでは掲載されたとしてもその中で星のつく店は15%に過ぎないが、今回の東京の店では227個で昨年に続き世界一になっている。

総責任者のジャン・リュック・ナレ氏は、「伝統を大切にして、世界の食材から美しい料理を作り上げる東京はハイレベルの食の都」と手放しで称賛している。不景気になると外食を手控える人も増えるだろうが、ガイドブックの発行部数は強気のようだ。同氏はさらに「たった2300円で間違った店を選ばなくなる。不景気だからこそ良い支出になる」と自信たっぷりに語っている。

しかし、昨年は評判とともに批判も上がり、東京都の石原都知事は「まだまだ彼らの行っていないレストランはあると思う。焼き鳥屋だって馬鹿にしたもんじゃない」と発言している。フランス料理や寿司店ばかりの選考に苦言を呈している。それにも拘らず、2009年版には、まだ焼き鳥屋はランクインしておらず、サラリーマンの味は外国人に認知されていない。それに加えて、庶民感覚とはかけ離れた美食振りを見せたあの「ホッケの煮付け」発言をした麻生太郎総理の行きつけの「馬尻」(港区・六本木)や「ゴールデンライオン」(千代田区・内幸町)も選に漏れて掲載されていないそうだ。                                     「内外タイムズ」記事より

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大麻は流行なのかい?

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 乾燥大麻

最近、有名大学で次々と大麻汚染で学生たちが摘発、逮捕されている。

慶応、同志社、法政などに始まり、今日は早稲田と来た。こういう犯罪であるにも拘わらず、大麻が若者に蔓延する背景には海外通販などで簡単に大麻の種が手に入るからで、合法的に入手できる現行法の抜け道があることが罪悪感の低下を招いている。

 当の学生たちは何と言っているか、じつに言いたい放題のようだ。

「法律がおかしい」「マスコミは騒ぎすぎ」「大麻って、外国では合法でしょう。タバコよりは身体に悪くないらしい、日本の法律もおかしいのではないのか」「友達の家に遊びに行って、酒飲んでテンション上がれば勧められてみんな吸っちゃうよ。興味はあるんだから」などと罪悪感などどこ吹く風のような発言ばかりである。

大多数の学生は、今回の事件とは無関係でこの騒動を迷惑だと思っているに違いない。

逮捕された法政の5人の学生は、多摩キャンパスの校舎の個室でたばこの巻紙で巻く「ジョイント」と呼ばれている方法で吸引していたそうで、予約すれば誰でも使える図書館の窓もある個室を使っており、他の学生たちは口を揃えて「あんなところでやっているなんて思わなかった」と驚いている。また、関西大学では千里山キャンパスの正門が24時間開放されているのをいいことに工学部4年の男子学生が夜間に構内の中庭で大麻を密売していたことが明らかになっている。まるでヤクザまがいの堂々たる様子だ。

これは、先頃捕まった慶応の中村被告の裁判でのやり取りである。

裁判官「福沢諭吉の建学の精神は何ですか」 被告「勉学に励むことです・・・」と答えているが、「名門大学の権威と信頼に打撃を与えた責任は重い」として、被告に懲役6ヶ月、執行猶予3年の判決を言い渡した。「被告は事件で高い授業料を払った。人は誰でも失敗するが、それをどう生かすかが大切」と説諭し、被告は「申し訳ありません」とうなだれた。

いまや”大麻人気”とも言える若者の「種が簡単に手に入る」という言葉は、本当なのか?

インターネットで検索すると、あっけなく大麻の種の販売サイトが見つかった。<マリファナの種をオランダからあなたに!>と銘打たれたサイトは、現地の複数の店の「商品」が通販で買える仕組みになっているそうだ。大麻の種の輸入や所持は日本では合法である。しかし、無許可で種を発芽させて育てる「栽培」は大麻取締法違反で7年以下の懲役になり、それが営利目的だとするとさらに重くなる。サイトには「日本の法律では、大麻栽培免許を所持しない者が発芽させると犯罪になります」「大麻の種は、コレクション用品として販売しております」などと小さな字で注意書きしてあるそうだ。その一方で、<かなり長い持続的な強力なハイ><フルーティーな味と香り><手間いらずでよく育つので初心者にお勧め、3メートルまで成長、収穫期9~10月>などの文句もあるらしい。

警察庁のまとめによると、大麻の摘発件数は年々増加する傾向にある。

今年は6月までに約1200人が摘発されて、10~20歳代が半数以上を占める。ほかの薬物に比べて大学生が目立っているのが特徴だそうだ。何故、キャンパスに大麻が広がっているのか?始めるきっかけは、留学生などの外国人が大麻使用の超えさせる伝道師役となり、口コミなどで広がっていくケース、もう一つは「レイブ」と呼ばれる音楽の野外イベントでの使われるケースで当たり前みたいになっている。

学問を通して新しいことを吸収しながら、社会人への準備期間を過ごす大学時代に大枚をはたいて有名大学に入れた息子や娘が大学で覚えることが大麻だとしたら、親は泣くに泣けないだろう。慶応の事件では、学校関係者は発覚直後に「学生の良識を信じていた」と述べた。もはや、その良識なるものも通じなくなった現代の学生気質かも知れない。

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人種戦争の危機は大丈夫か

250pxklaningainesville  白人至上主義団体クー・クラックス・クラン(KKK)が気勢を上げている様子

 

来年1月に就任予定の米国史上初の黒人大統領のバラック・オバマ氏だが、人種差別主義者たちがオバマ氏の命をねらっているという懸念が払拭されず心配されている。

選挙中に彼は、「黒人のアメリカも、白人のアメリカもない、あるのはアメリカ合衆国だけだ」と演説して、熱狂的な支持を集めた。しかし、その陰で西部のユタ州では、オバマ支持の米国国旗を掲げていた黒人宅が何者かに放火され、南部テキサス州ウェーコのキリスト教系大学では、オバマ氏の選挙ポスターが燃やされた。ここ南部では、白人が黒人をリンチする際に使われた縛り首用の縄が、木の枝にぶら下げられているのが見つかったこともある。直近では今年の10月にテネシー州で、8月にはコロラド州で白人至上主義者によるオバマ暗殺計画が相次いで発覚している。

白人至上主義団体クー・クラックス・クラン(KKK)とは何者たちなのか?

KKKの構成員数は現在、推定数約5000~8000人いると言われている。彼らはWebサイト上で「オバマ氏当選は、白人に対し仕掛けられた人種戦争だ」と声明を発表した。テロ専門家のフレッド・バートン氏は「白人至上主義者の中で、今回の選挙を利用して人種偏見をあおりたて、組織の拡大を図る勢力が出てくるのは確実だ」と警告している。

全米テレビの合同出口調査によると、白人男性のオバマ氏に投票した全米平均は41%だが南部5州に限って見るとアラバマ州11%、サウスカロライナ州26%と際立って低い。

これらの州は、かって奴隷制度を敷いて、今なお黒人蔑視の風潮が残っていて人種間の断裂が対立に変化する恐れが常に存在するところである。オバマ氏が4日にシカゴ市内で勝利演説をした際にも、演壇の前には巨大な防弾ガラスが設置されて同氏を脅かす危険性が十分にあることを見せつけた。歴代大統領で在任中に暗殺されたのは、リンカーン(1865), ガーフィールド(1881)、マッキンリー(1901)、ケネディ(1963)の4人もいる。

オバマ氏が掲げる「人種。民族を超えた国家」は文字通り彼の命をかけた挑戦になるだろう。

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オバマ次期大統領の勝利に小浜市も貢献か 

200pxbarackobama2005portrait  「アメリカ史上初の黒人大統領」

バラク・オバマ次期大統領

 混血ではあるが、40年以上たっても未だ深刻な人種差別問題を抱えるアメリカに「change」が起こった。こうしたイメージを払拭する大きな変革としての今回の選挙結果は多くのアメリカ人に強い関心を呼んだ上での当選であり、まさに大変化と言える。

 そのオバマ氏が次期大統領に決定したことで、福井県の小浜市でも祝賀ムードが一杯である。何故ならば、選挙前から語呂合わせとも言える日本名で同じオバマと小浜の共通点からの勝手な応援で盛り上がっていたのがこの小浜市であり、フラダンスチームの「おばまガールズ」によるフラダンス披露やオバマ次期大統領に「名誉市民」の称号を送る検討もして、来年の大統領就任式にはホワイトハウス前でフラダンスを踊るプランまで発表されていたと言う。

 こうした熱狂振りが海外メディアの目に留まらない訳はなく、多数のメディアが報じている。AP通信では、「オバマ関連のキャンペーンは、普段は静かな海辺の街に興奮をもたらした」、またクリスチャン・サイエンス・モニターは「日本でいま一番熱い観光地」の見出しで小浜市民の喜びと今後の観光産業への好影響を報じたとある。さらに英国のテレグラフ紙は「小浜市民の最初は冗談のつもりだったが、関わる人が増えるにつれ本気でやるようになった」というコメントを載せ、人々の喜びを紹介しているそうだ。また、これに参加したアメリカ人は「オバマに対して、ここまで強力なサポートがあるとは驚きだ。今日はアメリカにとって重要な日をこんなに多くの日本人のサポーターと共に過ごせたのは素晴らしい」との発言などのコメントも紹介している。

逆に、選挙中には民主党のオバマ大統領候補から福井県小浜市に感謝の手紙を送っていたことも分かった。これは小浜市が、名前が同じという理由により昨年から塗りばしや漆だるまなどのプレゼントを贈るなどしてオバマ氏を応援していたことに対する感謝だった。これについて、ネットでは「なかなか粋なところがありますね」「さすがジョークの分かるアメリカ人」などと感心する意見も多かった。「このまま行くと、小浜市で日米首脳会談が行なわれるぞ!」などとエスカレートした意見も見られている。

いずれにせよ、「便乗している」という厳しい意見から「チャンスをモノにする対応の速さは必要なこと」などこの機に便乗した小浜市のアイディアは良いPRになったようだ。

今日は早速オバマ次期大統領から日本の麻生総理に電話が入ったとの報道が為された。それによると、日米同盟の強化は勿論、日本について「何度も行き、強い親しみを感じている。小浜市についても、よく承知している」と語ったそうだ。

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生き物みんな生きる権利がある

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 最近、熊が人里の現れて大騒ぎすることが多くなって来ている。

本来は山や森林の中でたまに出くわす熊ではあるが、気象の変化で餌が少なくなったり人間が山で食べ残した物を口にして味を覚えたりしたのか分からないが山から人里へと下りて来ている様子らしい。こうした現象に影響を与えている張本人は、みんな人間様であり環境破壊の元凶になっているのも人間社会であって、彼ら野生動物には何ら罪はないはずだ。

「生物の多様性」という言葉があるそうだが、多様な生物がいて人間の暮らしも成り立っているのであって、被害を受けるからと言って彼らが害のある動物ではないことを認識すべきだろう。自然界は、あらゆる生物の循環によってお互いが生命の保持をしているのだ。これを生態系のサービスとして捉えて、草花は枯れて微生物によって分解して土中の養分となり、その微生物や花の蜜を昆虫が餌さとしている。その昆虫は、鳥の餌となり、鳥は森の木々の中を住処としたり木の実を食べて運んで小動物の餌を提供している。そういう小動物を餌さとする大きな動物もいる。地球上のあらゆる場所で、こうした生態系の営みが行なわれているのだ。

ところで、そうした人間様もこうした多用な生物を保護しようとしているのだろうか?

動植物全体の約45000種類のうちの3分の1が絶滅危惧種とされているが、哺乳類の4分の1が絶滅の恐れありと各国政府や環境保護団体で作る国際自然保護連合(IUCN)がまとめてリストにしている。100年前までは、4年に1種だった絶滅種が1975年以降には年4万種に増えていると推定されている。それほど人間は、地球上の動植物の生存に大きな影響を与えるわがままな生活をしているとも言える。

そこで、こうした行為を止めさせる手立てとして、世界遺産登録やラムサール条約なるものがあるらしい。世界遺産は、ユネスコが未来へ引き継ぐ人類共通の宝物として、登録する自然や文化を選んで保護する制度がそれだ。自然遺産は、生物学的に見て貴重さがあることが条件になっている。日本では、知床・白神山地・屋久島などが登録されている。ラムサール条約は、水鳥の生息に欠かせない湿地を守ることを目的にした条約で、イランのラムサールで決められたことからこの名が付いたそうだ。釧路湿原など33箇所が登録されているとの事である。

この生物の多様性を破壊する行為は、いま問題になっている地球温暖化防止策と密接に関わっていることが言われ始めた。その例として、農業の焼畑農業もそうだ。農地をつくるために森林を焼き払って畑にすることは土地の養分を少なくすることになると言う。近年言われ始めたバイオエタノール燃料の開発も森や草原をなくして行為であり、温暖化防止とは相容れない開発となっている。こうしたことを考えると、人間はもっと謙虚に生きて、この地球上で動植物といかに共存するかを深く反省する必要がありそうだ。

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