ポチが案内します。
名前は「ポチ」、場所は埼玉県の雄峰「両神山」(1723米)というかなりの高さの山を道案内するという犬だ。
飼い主は、両神山荘という民宿を経営する山中さん夫婦で埼玉県小鹿野町の登山口で飼われている。
白い中型犬で首輪には赤いハートのトレードマークを付けている。
ポチが何故、登山客を案内するようになったのか?
現在9歳になるこのだが、1歳の頃に若い男性グループについて初めて両神山に登り、一緒のグループは「あまり深くまで入ると、帰れなくなるぞ」と途中で何度も追い払ったが、まったく離れず同行した。鎖場もあるかなり険しい山だけにここだけは自力で登れなかったため、グループがバケツリレーみたいにして手渡しで登った。以来、連日のごとく宿泊客と山に入っていると言う。時には足に怪我をして登山客のリュックに入れてもらって下山したこともあると云う。
小さな滝を見つけると飛び込んでみたり、同行者が「休むよ」と言うと、先行していてもすぐ戻って来たり休憩ポイントでは「伏せ」の姿勢で待っていたり、最近で鎖場でも両脚を揃えて勢いよく駆け上がり上から心配そうに見下ろすそうだ。また宿泊者も登山道を案内してくれる犬は初めてと満足するやら人気も上々だそうだ。山中さん夫妻は「相性が合わないと、時に引き返してしまうこともある」とのことだが、単独では登ることはないそうで、「恐らく頂上で分けてもらうご飯がお目当てなのかも知れない」と話している。
今では登山者のホームページでもお馴染みになり、山中さんも「たくさんの人に愛され、ポチは幸せ者」と喜んでいる。
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