宝くじの明暗
宝くじ売り場と「その日から読む本」
いまニュースで騒がれている岩手県で2億円の宝くじを当てた女性が、殺された事件には普段、人々が目にしない宝くじの仕組みが表に出された。
それは、高額の当選金を手にすると大方の人が日常生活とはかけ離れた精神状態に陥り自分を見失うことが多いということである。それでは、どういう被害が生じているのか。ウソの財テク話を持ちかけられたり、「持っていると殺される」などと言葉巧みに騙し取られたりとサギの被害に遭うケースもあると言う。
当選金1億円以上の宝くじは、年末ジャンボを含め年5回販売されている。昨年には合計で16億5000万本、4949億円売れて1億円以上の当たりは579本だったそうだ。確率的には285万本買って1本当たる。当選金を現金で持ち帰る人は、そうそういないとは思うが、今回の被害者の女性は現金で持ち帰ったと報道されている。縁のない話とは思いつつ、その現金の重さは如何程のものなのだろう?1億円は1万円札でジュラルミンケース1個分で約10キロとのこと。銀行の販売元では、「盗難などのリスクも高いので、振込みか小切手を勧めている」とのことだ。こういう高額金は別としても、50万円以上の受け取りには免許証などの本人確認が必要だし、100万円以上になると当選券を一時預かり、偽物かどうか2~3週間かけて鑑定するそうだ。
当選金は非課税で、競馬・競輪・競艇などとは違う。これは公営ギャンブルは的中者への払戻金の売り上げの約75%になるものの、宝くじの場合はそれよりはるかに低く、公共性も高いためからだと説明され売り上げの40%は自治体収入、15%が宣伝費と手数料、残りが当選金となっている。
その宝くじの引き受けをしているのが、「みずほ銀行」だが、それ以前は第一勧銀が販売していたものを合併で引き継いだ。そのみずほ銀行では、1000万円以上の当選者に「その日から読む本」という冊子を渡している。そこに書かれていることとは、①まずは落ち着くことが一番重要②当選金は安全な場所に置く③落ち着いてから使い道を考えると心得が書かれている。
何はともあれ、「軽はずみな行動には注意しよう」という言葉が最後に書かれているそうだ。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)










最近のコメント